検証12
「地方場所は荒れる」は本当か
35.7%
地方場所の波乱率(東京は36.3%)
結論
幻想でした。大阪・名古屋・福岡の地方場所の波乱率は35.7%、東京3場所は36.3%——むしろ東京の方がわずかに荒れています。会場別に見ると、いちばん荒れるのは正月の初場所(37.9%)、いちばん堅いのは夏場所(34.9%)。「暑くて荒れる」と言われがちな名古屋は35.5%で、6場所の中でも堅い方でした。移動や環境の変化は、幕内力士の星を動かすほどの力はないようです。荒れるかどうかを決めるのは場所(会場)ではなく、番付の入れ替わりと力士の状態——名古屋で波乱を見ても、それは名古屋のせいではありません。
集計根拠
- 集計期間
- 2000年初場所〜2026年夏場所
- 対象
- 取組前の強さ指数差が40以上ある幕内同士の一番
- 母数
- 地方16,140番、東京16,142番
- 算出
- 格上側が負けた番数 ÷ 対象番数。地方35.7%、東京36.3%
- 場所別
- 初場所37.9%、夏場所34.9%、名古屋場所35.5%
読み方の注意
強さ指数は取組前だけで算出。会場以外の季節、番付、力士構成の差は残ります。