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大相撲 勝敗予想
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検証11

「東方が少し有利」は本当か

+0.18勝 東方が西方を上回る平均勝ち星

結論

半分本当で、半分違いました。東方の力士は平均7.59勝、西方は7.41勝。たしかに東が勝っています。ところが同じ地位(たとえば前頭5枚目)の東と西で比べると、差はほぼゼロ。つまり東の方角が有利なのではなく、東には半枚だけ強い力士が置かれている(番付は東が上位)だけでした。有利なのは方角ではなく、番付。当たり前のようで、数字で確かめると気持ちのいい結論です。

この数字をどう読むか

番付は東を上位とする仕組みです。前頭5枚目なら東が上、西が下。したがって全体を平均すれば東の方が勝つのは、有利さではなく設計上そうなるだけです。

確かめ方は単純で、同じ地位の東西だけを比べればよい。そうすると差はほぼ消えました。東の土俵が縁起がよいわけでも、支度部屋の位置が効くわけでもなく、見えていたのは番付の順序そのものだったということです。

この検証は、データを見るときの落とし穴の分かりやすい例でもあります。平均を比べただけでは、比べているつもりのないものまで一緒に比べてしまう。当サイトの他の検証でも、なるべく条件を揃えてから比べるようにしているのは、このためです。

集計根拠

集計期間
2000年初場所〜2026年夏場所
対象
幕内で15番すべて取った場所
母数
東3,001場所、西2,888場所
算出
1場所の平均勝ち星。東7.59勝、西7.41勝
同地位比較
同じ地位・枚数の東西差は平均−0.01勝で、実質ゼロ

読み方の注意

東西の全体差には、番付上で東が半枚上という並び順が含まれます。