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大相撲 勝敗予想
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検証14

「30歳を過ぎると衰える」は本当か

49.3% 29歳の幕内勝率

結論

本当でした。しかも、思ったより早い。幕内の勝率を年齢別に並べると、20代前半52.8%→20代後半50.2%→30代前半47.6%→35歳以上43.7%と、きれいな下り坂。29歳の時点で49.3%です。ただし種明かしをひとつ。これは『若さが強い』だけの数字ではありません。20代前半で幕内にいる力士は、そもそも出世の速いエリート——若さと才能、両方が混ざった数字です。それでも坂は坂。この下り坂の上で白星を積み続けるベテランの一勝が重いのは、数字で見るといっそうよく分かります。

この数字をどう読むか

20代前半52.8%→20代後半50.2%→30代前半47.6%→35歳以上43.7%という、例外の少ないきれいな下り坂でした。29歳の時点ですでに49.3%と、五分を割っています。

ただしこの数字は「若さが強い」ことだけを示すものではありません。20代前半で幕内に在位している力士は、その年齢で関取になれた出世の速いエリートです。年齢の効果と才能の効果が分離できていない点は、割り引いて読む必要があります。

むしろこの下り坂は、ベテランの一勝の重さを教えてくれる数字だと思います。35歳を過ぎて幕内に残り、勝ち越す力士がどれほど例外的なことをしているか。そういう力士の取組は、勝敗の確率とは別の目で見たくなります。

集計根拠

集計期間
2000年初場所〜2026年夏場所
対象
生年月日を確認できる幕内力士の出場記録
母数
92,298人番。29歳は8,570人番
年齢別
20〜24歳52.8%、25〜29歳50.2%、30〜34歳47.6%、35歳以上43.7%
算出
各年齢での勝数 ÷ 出場番数。29歳は49.3%

読み方の注意

若くして幕内に上がる力士は元から強いという選抜効果を含みます。年齢だけの因果効果ではありません。