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検証7

「金星の翌日は負けやすい」は本当か

38.0% 金星をあげた翌日の勝率

結論

本当でした。平幕が横綱を破った金星の翌日、その力士の勝率は38.0%。同じ力士の同じ場所の他の日(48.2%)より10ポイントも低い。大仕事の反動——と言いたいところですが、種明かしをひとつ。金星の翌日は、大関など上位との対戦が続いていることが多いのです。反動と相手の強さ、両方が混ざった数字。それでも「金星の翌日は要注意」は、覚えておいて損のない目安です。

この数字をどう読むか

38.0%という数字は、同じ力士が同じ場所の他の日に記録した48.2%と比べています。本人同士の比較なので、「もともと弱い力士だから負けた」という説明は成り立ちません。何かが翌日に起きているのは確かです。

ただし原因を「反動」と決めつけることはできません。金星は横綱に勝ったということですから、その力士は上位陣との対戦が続く番付上の位置にいます。翌日の相手が大関や関脇である確率は高く、精神的な揺り戻しと、単純に相手が強いことの両方が同じ数字に混ざっています。

それでも、観戦の目安としては覚えておく価値があります。前日に大金星を挙げた力士が翌日も土俵に上がるとき、館内の期待は一気に高まりますが、データはその期待をやや冷ましています。

集計根拠

集計期間
2000年初場所〜2026年夏場所
対象
平幕が横綱に勝ち、翌日にも取組があったケース
母数
221ケース
算出
金星を挙げた力士の翌日勝率。38.0%
比較
同じ力士・同じ場所の金星当日と翌日以外は48.2%

読み方の注意

翌日の相手の番付は揃えていません。大関など上位との連戦が数字に含まれます。